2003年7月15日

さて、アベさんに引き続き、僕も留学報告をいたしたいと思いますが
僕の場合、前回も書きましたが、ほんとに
ただの個人的な報告になります。あしからず。

先月末より、語学堂の夏学期が始まりました。
飛び級試験を受けた結果、無事６級に進級することができ、
順調に行けば、９月に語学堂を卒業することができそうです。
１年間で１級から始めて、卒業まで行く人は前代未聞「らしい」ので
今から楽しみであります。

以上、留学報告でした。

とするのも寂しいので、ソウルの今について
ちょっとだけ書こうと思います。

今月、１日からソウルではいろいろなことが施行されることに
なりました。まず、たばこに関して、厳しくなったことです。
ある一定の基準を越えた大きさの建物内では禁煙が基本です。
でなければ、喫煙区域と禁煙区域をはっきりとわけなくては
法に従って罰せられることになり、喫煙天国だった韓国では
大きな変化といえるでしょう。
韓国にはPCバンという、ネットカフェに似たようなところが
数え切れないくらいありますが、そここそまさに喫煙天国でした。
が、今となっては、完全禁煙のPCバンもあり、喫煙・禁煙区域が
分かれているところもあり、スモーカーの僕としても少し肩身が
狭い思いです。ということで、今少しずつ減らしています。

あと、「チョンゲチョン」という川をソウルのど真ん中に
つくっちまう工事が始まりました。
ソウルに来たことのある方はご存知かと思いますが、ソウルには自然が
ありません。ナムサン(南山)があることにはありますが
道を歩いていても緑が見られることはまずないと言っても過言ではないでしょう。
ということで、ソウルには自然が必要だ、と、上記のチョンゲチョンと
いう川をつくろうということなのです。今工事が行われていますが、
そこは今まで高架道路があったところです。トンデムン(東大門)から
クワンファムン(光化門)、それからカンナム(江南)までいろいろなところに
通じる道路なのですがそのうち、東大門から光化門までをすべて撤去
してしまい、その周辺店舗・住宅・ビルもすべて撤去することになっています。

ここからわかられると思いますが、このチョンゲチョンに対して賛成派
と反対派が激しくぶつかっています。賛成派は上記の通り、ソウルには
あまりにも自然がないので、川でも作って、少しは住みやすい環境を
つくろうというのが専らの意見で、反対派は、これまでその地域に
住んでいた人々の生活をどう保証してくれるのか、というのが主な意見です。

まぁ反対派がいくら反対しようと、もう工事は着々と進んでいるので、
デモなんかが時々起こってますが、どうしようもないのが現状です。
けどそういうデモを見たらやっぱり日本人には持ってないもの、というより
日本人が失ってしまった熱いものをまだ韓国人は強く持ってるなぁと
思わざるをえません。韓国ってやっぱおもしろいところですよ。

以上です。
ほなまた。
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