カルタイの感想

事務的なことばかりやっていたので、とぎれとぎれでしか話は聞けなかったけど、そのなかで印象に残ったことは、シャプラニールが、上手にバングラデシュ国内の中間業者？を使っているっていうこと。確か大橋さんは、“シャプラには、一つの生産業者をずっと面倒みることができる資金がないから、地元（バングラの中間業者を通じて商品を買っている”（手工芸団体→中間業者→シャプラ）って言っていた。そこで私は現地の中間業者を利用することは重要だと思った。中間搾取は、アンフェアの一つの要因ですが、それは一部の悪徳中間業者が行っているに過ぎない。まじめに中間業者の仕事を行っているひともおおいはず。しかし、もし多くの NGO が生産者と直接交渉し始めると、中間業者は職を失い、新たな貧困者を生むのではないか？なんて考えてました。

　 またバングラ国内向けのフェアトレードもこれから考えるべきだなぁと思いました。
今のフェアトレード商品は、必ずといっていいほど、海外に輸出されていますが、これを国内で消費するのはどうか？国内で消費することで、バングラ＝生産者、先進国＝消費者、
という構造を崩すことができるかも。自給自足ではないが、自分たちが作ったものを自分たちで使うのは当然じゃないのか？？とも思いました。