講演者：レス・バック教授／ロンドン大学ゴ—ルドスミス校社会学部（Professor Les Back, Sociology, Goldsmiths College, University of London）

演題：“Urban Knowledge in the Post Imperial City”（ポスト帝国主義時代の都市論と街場を生きる「知」をめぐって：人種言説・生命をめぐる科学的言説の歴史的現在と知識ネットワークへの批判的検討）

日時：2014年6月24日（火）15:00〜17:00

場所：神戸大学 六甲第2キャンパス 国際文化学部・学術交流ルーム E棟・410号室

司会：小笠原博毅（神戸大学・大学院・国際文化学研究科・准教授）・塚原東吾（同・教授）


レス・バック教授プロフィール：
1962年南ロンドン・クロイドン生まれ。UCL(ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン)にて社会人類学の学位取得後、バーミンガム大学等を経て1993年よりゴールドスミス校で教鞭をとる。研究テーマは人種と人種差別、多文化主義、都市社会学、スポーツ社会学、若者文化、社会学方法論など多岐にわたり、共編著を含めると20冊以上の著作がある。またガーディアン紙を始めとするメディアにも頻繁に寄稿している。

代表作にThe Art of Listening, Berg (2007せりか書房より近刊)、The Changing Face of Football: Racism, Identity and Multicuture in the English Game, Berg (2001), New Ethnicities and Urban Culture: Racisms and Multiculture in Young Lives, UCL Press (1996)など、現代イギリスで、人種問題や人種問題をめぐる科学的言説を批判するうえでの第一人者である。


本講演は科学研究費補助金基盤研究A（一般）「帝国日本の知識ネットワークに関する科学史研究」（2012年度～2015年度、課題番号：24240108、代表者・愼蒼健、神戸大学での研究分担者・塚原東吾）の助成を受けています。

問い合わせ：神戸大学国際文化学部　小笠原ゼミ(hirokio[at]kobe-u.ac.jp)、塚原研究室（tsukaken2011[at]gmail.com)

※ 要事前登録、参加費無料
参加をご希望の方は上記問い合わせ先までご連絡ください。